反社会的勢力からの不当要求

「暴力的な相手から，些細なことでクレームを入れられて金銭を要求されている」
「顧客が暴力団との関係があることを匂わせて，特別扱いを求めてきている。」

 

岡山県を含め各都道府県で暴力団排除条例が成立する等，社会は暴力団等の反社会的勢力を排除する方向に大きく舵を切っています。そして，反社会的勢力そのものだけではなく，反社会的勢力と関りを持つこと自体に強い非難を向けられるようになってきています。企業は，治安対策，自身の社会的責任及び企業防衛の観点から，反社会的勢力との関係を遮断することを求められるようになりました。

 

しかしながら，いざ実際に反社会的勢力からの不当要求に直面すると，毅然とした対応をすることは難しいでしょう。また，それの対応を，現場の社員に押し付けると，当該社員の負担は限りなく大きくなり，また現場の士気も著しく低下します。反社会的勢力への実際の対応は，決裁権を持つ者が責任を持って陣頭指揮陣頭指揮を執る必要があります。

 

もっとも，反社会的勢力は，理屈にならない理屈を強弁して，なかなか引き下がらないものです。紛争をただの言い合いから法律の土俵に動かす必要があります。また，万が一のことが起きてはいけないので，綿密に計画を立てて動く必要があります。この対応には，弁護士を通すことが望ましいです。

 

初回相談料は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。